あさりの砂抜きをしても開かない原因 食べても大丈夫?失敗しない方法と保存方法

あさりの美味しい季節が来ましたね。
潮干狩りであさりを採ってきたり、スーパーであさりを買ってきたりと食べる機会が多いですよね。
でも、いざ料理をしよう思っても砂抜きってどうやるのかわからないっていう人も多いとおもいます。
開かないあさりは食べても大丈夫なのかと思うこともありますよね。
そこで今回は、失敗しないあさりの砂抜きの方法と、食べても大丈夫なあさりの見極め方を紹介したいと思います。
しっかり砂抜きをしておいしいあさりを食べましょう。
砂抜きしてもあさりが開かない原因は?
塩水の温度や濃度が低いときや塩水が多すぎるにも開かなこともあります。
ぜんぜん開かない様な時は、温度や濃度、水の量を調節してみてください。
逆にぱっくり開いてしまっているのはあさりが死んだ状態なので食べられません。
開かないあさりは食べれるの?
砂抜きしただけのあさりは開いていないのが普通の状態なので食べられます。
でも、加熱調理した後でも開いていないものは死んでいるので食べられません。
開かないあさりを無理やりこじ開けて食べようとしないでください。
死んだあさりには貝毒という毒があって、食中毒の原因にもなるので食べないでくださいね。
失敗しないあさりの砂抜き方法
あさりの簡単砂抜き方法。
ポイントは塩水の濃度と塩水の量です。
なるべく海水に近い塩分濃度にすることであさりは砂を吐き出してくれます。
覚えやすい目安は水1000㏄に大さじ2杯の塩です。
量は、あさりの頭が出るくらいの量にします。
あさりが浸かりすぎてもあさりは塩を吐き出してくれませんよ。
あさりの塩抜きのやり方です。
1.あさりを流水で洗います。
2.バットなど平らな容器にあさりを重ならないように並べます。
3.そこにあさりの頭が出るくらいの量の塩水をいれます。
4.最後に新聞を乗せて、あとは3時間から6時間くらい放置します。
あさりは暗いところが好きなので新聞紙を乗せて暗くします。
新聞紙を乗せておくとあさりが吐き出した水が周りに飛び散ることも防げますよ。
放置するときは冷蔵庫に入れないでください。
冷蔵庫では水温が低くなってしまい、砂抜きができず、失敗の原因になってしまいます。
熱さにも弱いので夏はエアコンの効いた部屋に置いてくださいね。
ちなみに砂抜きにちょうどいい温度は20℃から25℃の水温です。
2、3時間たったころにあさりの様子をのぞいてみてください。
あさりがリラックスして、水管を出している様子が見られますよ。
もし、水管を出していなかったら、水が多すぎるか、塩がたりないということです。
塩抜きが失敗する原因にもなるので、水を減らすか、小さじ1杯程度の塩を入れて様子を見てくださいね。
最後にあさりをざるにあげて流水であらいます。
しっかりと汚れを洗い流してくださいね。
これで食べた時のじゃりっとした感じが無くなりますよ。
砂抜きに失敗しないポイントは塩分濃度と水温、あさりが重ならない、暗くすることです。
この4つのポイントに注意して砂抜きをすれば失敗することはなくなりますよ。
砂抜きしたあさりの保存方法
砂抜きしたあさりはなるべくその日のうちに食べることをオススメします。
でも、予定が変わってしまし、その日にあさりが食べられないっていうこともありますよね。
そんな時は砂抜きしたあさりを濡れた新聞紙やキッチンペーパーでくるんで野菜室などで冷蔵しましょう。
冷蔵庫より少し温度の高い野菜室のほうが、あさりが海で生活していた時ときとの温度差が少なくて、あさりには快適なんですよ。
新聞紙やキッチンペーパーは乾かないうちに交換するか、水吹きなどで濡らしてくださいね。
野菜室での保存期間は2,3日なのでなるべく早めに食べてください。
あさりの冷凍保存方法
すぐに食べない場合は冷凍しても大丈夫です。
冷凍するときは水気をとったあさりを密閉できる袋に入れて空気を抜いてから、金属トレイの上へ平らに並べてください。
金属トレイに乗せることで急速冷凍ができますよ。
この方法だと必要な分だけあさりを採り分けて使うこともできるので便利です。
冷凍したあさりを調理する場合は、自然解凍しないでそのまま調理してくださいね。
自然解凍してからではあさりが開かないことが多いので注意してください。
でも、加熱時間には注意が必要です。
加熱しすぎると身が固くなってしまいますし、うまみ成分も逃げてしまいます。
おいしく食べるためにも加熱時間には気を付けてくださいね。
冷凍したときの保存期間は約1か月です。
すぐに砂抜きをしたあさりを食べられないときにはオススメですよ。
まとめ
あさりの砂抜きって意外と簡単にできるんです。
ポイントさえ押さえれば失敗することなく砂抜きができるんですよ。
あさりの美味しさを思う存分楽しんでくださいね。