キスマークの消し方 濃いのも即効性の方法で！冷やすと逆効果？
愛情の表現として、分かっていてもついやってしまうキスマーク。
とは言え、それを表に出してしまうのは、マナー違反。
だし、知られてしまうとまずい人もいるのでは？
こちらでは、ついてしまったキスマークの消し方や濃くついてしまったキスマークへ即効性のある対処方法、冷やすとどうなるか？についてお話していきたいと思います。
キスマークが付く原因は？
キスマークは、簡単に言うと内出血です。
硬いものに膝をうちつけたときにできる打ち身や青あざといったケガの仲間です。
内出血の原因は、表皮の下、真皮に通っている毛細血管が破けて出血することです。
毛細血管は全身の細胞に酸素を届けるため、表皮の下に網目のように広がり、また酸素の受け渡しのために大変もろい構造をしています。
そのため、ぶつける、引っ張る、たたく、吸い付くなど表皮につよい力が作用するとすぐに内出血してしまいます。
自然に消えるにはどれぐらいかかるの？
キスマークが自然に消える期間は、キスマークの濃さにもよりますが3日から2週間ほどです。
毛細血管からの出血が止まった後、真皮に出てしまった血液を回収するという過程を通してキスマークは消えていきます。
毛細血管は非常に細いので表皮にかかる力（キスマークならば吸い付く力）が無くなればすぐに出血自体は止まります。
そのため、出血後の血液を回収する期間＝キスマークが自然と消える期間となります。
キスマークを冷やすのは逆効果！
キスマークが内出血であるならば、まずは冷やす！という考えは間違いです。
冷やす必要のある内出血は、毛細血管より太い血管が傷ついている場合です。
内出血を冷やすのは、毛細血管より太い血管を収縮させ、傷ついた血管の穴を閉じるためです。
キスマークの場合問題となる毛細血管は非常に細いため、表面張力ですぐに止血されます。
冷やす必要はまったくありません。
逆に、真皮にもれでた血液を回収する期間＝キスマークが薄くなる期間は、血管を拡大し血液の循環を良くする必要があります。
冷やすと収縮するのならば、血管を拡大するには…そう、温めることが大切です。
実際内出血の治療もはじめ2日ほどは冷シップの貼付その後は温シップの貼付または何もしないという手順を踏みます。
※痛みや熱を伴うキスマークの場合は、毛細血管より太い血管が傷ついている場合があります。
痛みがひどい場合は、冷やして止血する必要があります。
キスマークを消す 即効性の方法
基本的に、キスマークを消すには、血流を良くするということが重要です。
・お風呂に入る
全身を温めることで、全身の血管が拡張し血流がよくなります。
た、シャワーなどでキスマークのある個所をかなり温める→急激に冷やす→温める→冷やすと繰り返すとより血流がよくなり効果的です。
・マッサージをする
血流は筋肉が緊張した状態だと悪くなります。
そのため、キスマークの周辺の筋肉をほぐすことでキスマークが薄くなる効果が期待できます。
キスマークのある場所を揉んだり、ぐるぐると回すようにマッサージすると効果的です。
・ヘパリン系クリームを塗る
打ち身、ねんざをした時に使用するヘパリン系クリームを塗ることもキスマークが薄くなる効果が期待できます。
ヘパリンは、肝臓からでている成分で血液をさらさらにします。
そのため打ち身などの内出血の血液を回収する期間を短くする効果があります。
その他にも、オロナインや馬油などの血流を良くする軟膏は同様の効果を期待できます。
・レモンスライスを乗せる
レモンスライスをキスマークの上に乗せるという方法もよく提案されるキスマークを消す方法です。
レモンには、血管をしなやかにする成分と血管を拡張する成分が含まれています。
しかし、レモンは強い酸性を持っているため肌がかぶれてしまう場合があります。
ピリピリするといった違和感を覚えた場合は使用を避けてください。
・歯ブラシでこする
キスマークの上から歯ブラシで15秒ほどこするのもキスマークを消すためには効果的です。
これは、キスマーク周辺をこすることで血流を促し薄くする効果が期待できます。
しかし、強くこするとその歯ブラシでこすったことによる内出血が発生してしまいます（そのくらい毛細血管はもろいです）。
強くこすりすぎないように気をつけましょう。
歯ブラシでこすりすぎると肌を傷めてしまいますが、軽い内出血を起こした場合はキスマークの形がぼやけて誤魔化せるという可能性もあります。
キスマークが消えない時は？
基本的に、1，2時間程度でキスマークを消すことは難しいです。
（上記の方法でも、キスマークの濃さによっては3日以上かかる場合があります）どうしても自然治癒力の限界があるためです。
大急ぎで消す必要がある場合は、隠す方がより効果的です。
・服装で隠す
キスマークの場所によりますが最も自然な隠し方です。
襟のついた服や色の濃い服を着ましょう。ただし、場所によっては屈む、振り向くなどの動作で隠していたキスマークが見えてしまう事もあります。
服装で隠す場合は鏡で正面だけでなく俯いたり、首を捻ったりしてチェックをしましょう。
・シップを張る
服装で隠しにくいキスマークの箇所は、首や腕ではないでしょうか。
シップならば、ぶつけてしまった、寝違えたなど尋ねられた時にも自然な返答ができます。
絆創膏もキスマークを隠すのにお勧めですが、ケガをしていると不自然な場所（手首の内側や、首など）にはお勧めできません。
・コンシーラーを塗る
女性向けの方法ですが、クマなどを隠すコンシーラーを上から塗ってしまうという手段もあります。
汗などで流れてしまう危険性はありますが、自然な隠し方の一つです。
コンシーラーで隠す場合は、キスマークから広い範囲をファンデーションで馴染ませキスマークの上にコンシーラーを塗り指でぼかすなどコンシーラーが浮いてしまわないようにすることがコツです。
・かきこわす
キスマークを虫刺されに見立てて、周辺をかきこわすという場合もあります。
しかし、これは肌に強い負担がかかってしまうためあまりお勧めはできません。
どうしても大急ぎで誤魔化さなければいけない場合にのみ限定して行いましょう。
まとめ
キスマークを消す方法についていかがでしたか？
パートナーへの愛情表現としてキスマークを残してしまうその気持ちは尊重したいけれど、やはり周囲としてはプライベートを垣間見てしまい気まずいものです。
うまくそんな愛情表現とお付き合いをするためにも、正しい知識を持って対処していきましょう。
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