おせち料理の意味を子供向けにわかりやすく説明!これで聞かれても困らない

お正月、おせち料理を楽しみにしている子供たちはたくさんいらっしゃいます。おせち料理というのはお正月に食べる理由がありますが子供たちになぜ?どうして?と聞かれることもあるでしょう。子供たちに聞かれた時の為に、おせち料理の意味を子供向けに説明させていただきます。
おせち料理の意味や由来は?子供向けに解説
おせち料理の意味をご存知ですか?
子供がいる家庭ですと、成長していくとともにお正月に食べているおせち料理をなぜ食べるのか質問されることがあるかもしれません。
実際にうちの子供は5歳の時になんで?どうして?と聞いてきました。
おせち料理の由来というのは、神様をお迎えする為に用意をしておくごちそうなのです。
年が明けて初日の出が出てくる頃、実は家に年神様が来てくれるといわれています。
年神様が家に来てもらった時のおもてなしの意味があり、これがおせち料理の由来といわれています。
おせち料理を食べる理由、子供さんに教える時は田んぼで作っている野菜やお米などの豊作を願う為だと教えましょう。
豊作の意味もお子さんには難しいので○○くんや○○ちゃんがこの1年たくさんお米や野菜を食べられるようにするためにおせち料理があるんだよ。と教えてあげるといいですね。
おせち料理の具材や種類の意味
おせち料理は一つの料理だけではありません。
重箱に入っていてたくさんの料理が入っています。
では、一つ一つの料理にどのような意味があるのかお子さんに説明できるようわかりやすくご紹介させていただきます。
1 数の子
数の子はニシンという魚の卵です。
卵をたくさん食べるということから、子孫繁栄の意味が込められているといわれています。
子供に説明する際は、子孫繁栄という難しい言葉ではなく、数の子を食べると子供がいっぱい増えるんだよ。と説明してあげてください。
2 田作り
田作りは田んぼを作るという漢字が使われており、田んぼを作ることができれば食べ物に困らないという意味がありおせち料理に入っています。
子供に説明する時は、田んぼで作られているお米や野菜がたくさんできて、毎日美味しく食べられるように、という意味があるんだよ。と説明してあげてください。
田んぼというのがわからない場合は、田んぼでどのようなものが作られているか一緒に教えてあげられるといいですね。
3 黒豆
黒豆にはまめという言葉が入っており、まめに働くことや、まじめに暮らすというような意味が込められているようです。
子供に説明する時は、お父さんやお母さんがマメに働く、つまり頑張って毎日働き続けることと○○くんや○○ちゃんが悪い子じゃなくて良い子になるように過ごしていくことができるように、という意味がこめられているんだよ。と説明してあげてください。
小さな子は良い子になれるという言葉に敏感です。
悪いことをしてしまうと怒られてしまうからです。黒豆を食べて良い子でいようね。と言ってあげるとたくさん食べてくれると思いますよ。
4 紅白かまぼこ
紅白という色の組み合わせは縁起が良いものと言い伝えられています。
紅白のかまぼこを食べることにより1年間めでたく過ごせるようにという意味が込められています。
子供にはそのままの意味で伝えても理解してくれると思いますので、紅と白が並んで紅白になるといいことがあるんだって。と説明してあげられるといいですね。
おせち料理には紅白なますと呼ばれる人参と大根の千切りを酢漬けにしたものも入っています。
こちらも紅白の色をしていることからかまぼこと一緒の意味があることを説明してあげられるといいですね。
5 きんとん
きんとんは漢字でかくと「金団」と書きます。
金という文字が入っていることから生活が豊かになるようにという意味がこめられています。
栗きんとんが入っていることも多く、あまくて食べやすいことから子供向けの食べ物でもありますね。
きんとんを子供に説明する時は、お金がいっぱい家に入ってくるように、という意味があるんだよ。と話してあげるといいですね。
6 伊達巻
伊達巻の巻は巻物を意味していることから勉強に力を入れることができたり、スポーツを頑張ることが出来たりする意味があるといわれています。
子供が何か習い事をしている場合や一生懸命になっていることがあれば、その勉強やスポーツがうまくいくようにという意味があるんだよ、と説明してあげられるといいですね。
7 海老
海老は丸みを帯びている形をしています。
腰が曲がっているように見えることから腰が曲がっても元気でいてくれるように、という意味があります。
つまりは、長生きをすることができるようにということですね。
子供に説明する時は、おじいちゃんとおばあちゃんになって腰が曲がってしまっても、元気で長生きすることができるように食べるんだよ、と伝えてあげられるといいですね。
8 昆布巻
昆布巻は昆布を使っています。
よろこぶという言葉をかけて昆布巻きが入っているのです。
お子さんに説明する際は、よろこぶこと、つまりは嬉しいことや楽しいことがたくさんあるように、という意味があるよと伝えてあげられるといいですね。
9 鯛
おせち料理に1匹まるまる入っていることもある鯛は、メデタイという意味が込められています。
おせち料理以外にもお食い初めなどの祝いごとの時も食べることがあるので知っているお子さんもいらっしゃるかもしれません。
鯛は縁起のよい食べ物といわれています。メデタイという意味があるということを説明していあげるといいですね。
おせち料理の意味を子供向けに まとめ
おせち料理は毎年食べるものですので、親が全ての意味を知っておくと子供向けの説明もすることができますね。
大人が理解するのと子供が理解するのでは違いがあります。
難しい言葉を使うことができませんので子供向けの言葉に置き換えることが必要となります。
難しい言葉を並べてしまうと意味がわからずなんで?どうして?が次から次へとやってきます。
しっかりした理由を説明するのではなく、かみ砕いた表現でうまく説明してあげることができるといいですね。
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