お中元の時期はいつ?【2019】関東と関西の違いと過ぎた場合 意味や贈る際に気を付けるべきマナー

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お中元の時期はいつ?【2019】関東と関西の違いと過ぎた場合 意味や贈る際に気を付けるべきマナー

お中元は、日頃お世話になっている方に御礼の気持ちを伝える大切な機会のひとつです。

遠くに住む親族へ、お仕事でお世話になった方へ、習い事の先生へ、子供の下宿の大家さんへ、これからもよろしくお願いいたしますというお気持ちを込めて贈ってみませんか?

今回は、意外と知られていない関東と関西のお中元の時期の違いやお中元の時期に遅れてしまった場合の対応を2019年の日付と共にご紹介させていただきます。

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お中元の時期2019はいつまで?


お中元は本来、お盆の御供という意味があります。

御礼を贈る相手のご先祖様の御供養ですので、御先祖様が戻られるお盆の時期に間に合うように贈ることになります。

2019年のお盆は新暦のお盆が7月13日から7月16日、旧暦のお盆(月遅れのお盆)が8月13日から8月16日になります。

そのためお中元はお盆の中日である8月14日または7月14日に相手の家に届くように贈る必要があります。

お中元の相場


お中元の相場は、相手と自分との関係で変わります。

親族へのお中元
4,000円~5,000円お世話になっている方(友人など)へのお中元
3,000円程度

お仕事でお世話になっている方(上司など)へのお中元
5,000円程度
(※高すぎるのもNG)

特にお世話になっている方へのお中元
5,000円~10,000円

基本的に、御礼をお伝えすることが一番の目的ですので無理にならない範囲で贈ることも大切なマナーです。

贈る相手に気遣いをさせないという点を重要視してください。

関東や関西で送る時期が違うのはなぜ?


地域によってお中元を贈る時期に違いがあることをご存知ですか?

この違いは、お盆の時期の違いによって生まれます。

東海地方、関西や中四国地方、九州、北海道などは旧暦のお盆(8月13日から)に関東、東北では新暦のお盆(7月13日から)に御供養をします

スーパーなどでお盆の御供養セットを販売していますが、その販売時期も地域によって違っているんですよ。

また、現在は関西に在住しているが、生まれは東京など家ごとにお盆の御供養の時期が違ってきます。

北陸地方は新盆・旧盆が入り交じっているとも言われています。

お中元を贈る際には、相手のお盆の御供養の時期を確認することも大切です。

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お中元を贈る際に気をつけるべきマナー


ここまで、お中元は相手のお盆前までに贈ることを強調してお話してきました。

しかし、気をつけたいマナーとして「早すぎても失礼にあたる」という点があります。

旧暦のお盆の地方の方へ6月中にお中元が届いてしまう=相手のお盆の時期を意識していないということになってしまいます。

その他のマナーとして、2点ご紹介させていただきます。

・目上の方へは、金券(商品券やビール券など)はNG
商品券は用途も広く、相手の好みがわからない場合など贈りやすいものです。

しかし、金券類は「これでよいものでも買いなさい」という意味が込められてしまいます。

これは目上の方へは大変失礼な態度です。

目上の方でどうしても好みがわからない場合は、カタログギフトをお勧めします。

そもそも基本的に「お相手の好みがわからないので」と商品券、カタログギフトを贈ることは気持ちがこもっていないと倦厭されることもあります。

どうしても商品を選ぶ時間がない、相手から望まれたという場合を除けば金券を避ける方が無難です。

・お中元を贈る先は「これからもお世話になる方」
お世話になった方へ御礼に贈るものがお中元ですが、お中元にはもう一つ「これからもお世話になります」という意味が込められています。

お中元の名目で贈る場合は来年も贈ることがマナーになります。

一度お世話になった方へ御礼として、お中元を贈りたい場合は熨斗を「御礼」としてください。

お中元を贈る時期が過ぎてしまったら?


こちらが旧暦のお盆の地方で相手が新暦のお盆の習慣だった、お中元を贈る予定だったが用事が立て込んでいて発注が遅れてしまった…お中元を贈る時期を過ぎてしまうことはよくあります。

その場合は熨斗を変えましょう。

お中元はお世話になった方へ御礼を伝える風習です。

名目がかわっても御礼の気持ちを込めてお贈りすればマナー違反ではありません。

熨斗の文言(2019年版)

7月14日(新盆中日)から8月7日(立秋)まで
暑中御見舞8月7日(立秋)から9月8日(白露)まで
残暑御見舞

(目上の方へ)7月14日から8月7日まで
暑中御伺

(目上の方へ)8月7日から9月8日まで
残暑御伺

まとめ

お中元のマナーいかがでしょうか?

古くからの風習のためマナーが多く堅苦しい印象を持たれたかもしれません。

しかしお中元で一番大切なことは「日頃の感謝を込める」ということです。

マナーをきちきちと守ることよりも「御礼の気持ち」を大切に、なかなか日頃感謝をお伝えできない方へ、ご連絡を差し上げるということも喜ばれることだと思います。

是非お中元を楽しむ気持ちでチャレンジしていただければ幸いです。

最後に、お中元をいただいた場合のマナーを。友人や知人、親族からお中元をいただいたけれどこちらは贈っていない場合はお返しをしましょう。

こちらが立場として上の場合にお中元をいただいた場合にはお返しは必要ありませんが、お礼状を送ることが大切です。

頂いたら頂きっぱなしは無粋なので、是非頂いた御礼をお伝えください。

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■お中元の上手な断り方 相手が不快に思わないお礼状(断り状)のテンプレート付き

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