お中元の上手な断り方 相手が不快に思わないお礼状(断り状)のテンプレート付き

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お中元の上手な断り方 相手が不快に思わないお礼状(断り状)のテンプレート付き

お中元とはお世話になっている方へ、普段からの感謝の気持ちと、夏の気候でも健康に過ごされているかを気遣うための風習です。

しかし、色々と手間がかかりますし、色々と忙しいと今後はお中元を控えたいと思いますよね。

ですが、お中元をやめたくても、やっぱりいきなりお中元をやめることは、中々勇気が出ませんよね。

そこで、お中元をやめるときに相手が不快に思わず、角が立たないお礼状での断り方や、お礼状のテンプレートをご紹介します。

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お中元のお礼状での断り方とは


・お中元の断り方の基本

お中元の断り方の基本は、必ずお返しをすることです。

そのお返しをする時に、今後のお中元についてお断りすることを書き、丁寧な文章でお礼状をを送ります。

お礼状で断る際には、今まで頂いたお中元に対して感謝の気持ちを伝えられると、相手の方は断りのお礼状を見ても嫌な気分にはならないと思いますよ。

・倍返しで断る

お中元の断り方は、倍返しすることです。

倍返しとは、中元のお返しをするときに相手から頂いた品物の金額の倍の品物をお返しすることです。

この倍返しとお礼状を送ることで、相手に不快に思われない、失礼のないお中元のやめ方ができます。

・受取拒否や品物を送り返す

お中元の断り方は、受取拒否や品物を送り返すという方法もあります。

ただ、最初からするのはやめましょう。

もし、何度かお礼状で断っているのにも関わらず、相手の方がお中元を送ってくるのであれば、受取拒否や品物を返すことはあります。

また、相手の方にもよっては、それが失礼だと感じる場合もありますので、相手を慎重に選んでくださいね。

・一旦受け取った後、送り返す

お中元の断り方は、一旦受け取った後、送り返すことです。

一旦は宅配会社からお中元の品物を受取ります。

しかし、お中元の品物は開封しないで、その上から包装紙に包み、お礼状で断りの文を添えて相手の方に送り返します。

そのときに、のしは「ご挨拶に変えて」とすると、もっと良いと思います。

お中元のお礼状の書き方


・ お礼状のポイント

お中元のお礼状のポイントを、以下に書き出してみました。
 

・お中元を頂いたことに関して、感謝の気持ちを丁寧に書く

・お中元のお断りでは、今後のお中元の送り合いはしないことを明確になるように書く

・「これからはお中元は取りません」と一方的に宣言するのではなく「今後贈るのをやめて頂きたい」とお願いする

・お中元をやめる理由を、なるべくなら書く

などとなります。

特に一方的にお中元受け取りません!!

と宣言してしまうと、何様なんだ??

と思われてしまうので気をつけましょう。

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お中元のお礼状の構成

①拝啓

②季節を表現する言葉

③お中元のお礼の言葉

④相手の健康を気づかう言葉

⑤結びの言葉

という流れです。

ただ、こうやって説明されてもなんだかよくわからないと思いますので、実際にお中元のお礼状で使えるテンプレートをご紹介しますね。

お中元のお礼状での断り方テンプレート

テンプレート①

「拝啓

梅雨明けから本格的な暑さが続いておりますが、お元気でしょうか?

このたびはご丁寧なお心づかいを頂きありがとうございました。

お贈り頂きましたお品はお気持ちだけ頂戴し、返送させて頂きました。

どうかお気を悪くなさいませんようお願い申し上げます。

暑さはまだまだ続くようです。

くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。

敬具」

テンプレート②

「拝啓

日々暑いですが、いかがお過ごしでしょうか。

この度は、ご丁寧にもお中元のお品を送り頂きましてありがとうございます。

最近はご無沙汰しておりますのに、変わらぬお心遣いに恐縮しております。

これからは、季節の御挨拶のお心遣いなどはなさいませんようにお願い申し上げます。

これから暑さが本格化しますので、皆様どうぞご自愛くださいませ。

敬具」

テンプレート③

「拝啓

夏空がまぶしく感じられるころとなりました。

皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

このたびは結構なお品をお送り頂きまして、誠にありがとうございます。

ご好意は大変ありがたいのですが、今後はこのようなお気遣いはなされませんよう、お願い申し上げます。

皆様のご多幸をお祈りするとともに、お礼のご挨拶にて失礼いたします。

敬具」

テンプレート④

「拝啓

この度はお中元をお送り頂きましてありがとうございます。

家族で早速、旬の味覚を美味しくいただきました。

まことに心苦しく存じますが、今後はこのようなお気遣いなさいませんよう、お願いいたします。

日頃お役に立てず申し訳ありません。

どうぞご自愛ください。

敬具」

まとめ

お中元をお礼状で断るときの断り方をご紹介しました。

こういった毎年の風習を断るのは勇気がいることですが、角の立たない断り方をすれば大丈夫です。

実際に使えるテンプレートも、ぜひ活用していただきたいと思います。

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