お賽銭で縁起の良い金額は?41円の意味と使ってはいけない硬貨

もうすぐお正月がやってきます。初詣に行かれる方はお賽銭の準備が必要ですね。初詣に関わらず神社やお寺巡りをしている時にお賽銭を用意することがありますが、縁起の良い金額は色々ありますが、41円も縁起の良い金額だということを知っていますか?41円が良いお賽銭の意味と、その他の縁起の良い金額の意味をご紹介させていただきます。
お賽銭の意味は?
なんとなく神社やお寺に行きお参りをする時に用意しているお賽銭。
お賽銭を奉納する意味はいくつかあります。
まず、一つ目として神様にお願いごとをしに行くときにお賽銭を用意している場合、その場合は願い事を叶えてほしいという意味があります。
お賽銭を奉納するとともに私の願いが叶いますように、という意味でお賽銭を奉納します。
そしてその願いが叶った時、もう一度お参りに行くことになると思います。
その場合は叶えてくださってありがとうございました。という意味を込めてお賽銭を奉納します。
最後に神社やお寺にはそれぞれのお願いするスポットが決まっているものがあります。
例えば、受験に合格するように、縁談が成功しますように、病気が治りますようになど、その神社やお寺のご利益を受けたいと思った場合にお賽銭を用意するという意味もあります。
お賽銭を用意することはとても大事な意味があります。
その中でもお賽銭をいくら用意すればいいのか、縁起の良い紺額はいくらなのか気になると思います。
お賽銭の縁起の良い金額は?
では、お賽銭の金額や縁起の良い用意の仕方について少しご紹介させていただきます。
お賽銭を縁起よく用意したい場合、5円玉をメインに用意することが良いといわれています。
5円=ご縁という意味があり、ご縁がありますようにと5円玉をお賽銭にするとよいといわれているのです。
他にも11円は良い縁がありますように、という意味や20円は二重に縁がありますようにというようなゴロ合わせのようにお賽銭を用意することが縁起の良い金額だといわれています。
その中で気を付けなければならないことがあります。
それは10円玉を使うことです。
10円玉の10を「とお」と読み替えると「遠縁」となり縁が遠ざかってしまう可能性があるといわれています。
11円や20円を用意する時でも10円玉は使わず5円玉でその金額を用意することにしましょう。
11円の場合は5円玉2枚と1円玉が1枚、20円の場合は5円玉が4枚で用意しましょう。
他にも25円、41円、45円も縁起の良い金額といわれています。
25円は20円と同じく二重にご縁があるようにという意味があり、41円は40を「しじゅう」と読むことから「始終いい縁」があるようにという意味があるようです。
最後に45円ですがこちらも41円と同じく「始終ご縁」があるようにという意味となるようです。
25円の場合も41円の場合も45円の場合も遠縁となる10円玉は用意せず5円玉を多く集めるようにしておくといいですね。
お賽銭を奉納する時は5円玉がたくさんいるということがわかりましたので、財布に小銭が入っており5円玉が多くある時はお賽銭様に貯金しておくといいですね。
お賽銭はいくら入れれば良い?
お賽銭を奉納する時に縁起の良い金額はわかりましたが、実際はどれだけお賽銭として入れればよいのでしょうか?
人それぞれお賽銭の金額は違うと思いますが、良い金額以上に奉納される方も多いと思います。
私の祖父は神主をしており、お正月は毎年神社で過ごしていたのですが、中にはお賽銭に1万円も奉納している方もいたのでまだ小学生だった私はビックリしたことを覚えています。
お賽銭の金額というのは人それぞれです。
必ずこの金額を奉納しなければならないという決まりはありません。
お賽銭の意味を説明させていただいたのですが、願いが叶った時にお参りをしてお賽銭を奉納するという意味もありましたよね?
願いが叶った人からすればお賽銭が縁起の良い金額ではなく自分の気持ちを金額に置き換えた人もいることでしょう。
私の祖父からお賽銭の話を聞いたことがあります。
小さな神社でしたが「この神社に神頼みに来られる方もいるんだよ。おじいちゃんはその為に毎日拝んでいるんだよ。」と説明してくれました。
私の祖父はお賽銭を入れてくれた人の全ての気持ちを理解することはできないが拝むことはできるといつも言っていました。
神社やお寺では奉納をしに来る私たち以外にも神様のことを考えてくれる人がたくさんいらっしゃいます。
お賽銭を縁起の良い金額で用意すること、自分の気持ちをお金に置き換えてお賽銭として用意すること、どちらも気持ちがこもっているので良いお賽銭の金額なのです。
自分の信じるお賽銭の金額を用意しお参りにいけるといいですね。
お賽銭の金額 まとめ
普段お参りに行っている時に何気なく入れていたお賽銭ですが、縁起の良い金額や意味を知ることで次のお参りは今までとは少し考え方が変わっているでしょう。
周りに合わせなければならないことはありませんので、自分の気持ちをお賽銭という形で用意しましょう。
その中で、縁起の良い金額がいいと思った方は5円玉をたくさん用意してお参りに行くといいですね。
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